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-日本近代経済の父- 渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)が新一万円札の肖像に採用されました

写真:渋沢史料館所蔵

東京商工会議所の初代会頭となった渋沢栄一

 民間の経済団体として様々な活動をしている商工会議所。その原点の1つは1878年に創立した東京商法会議所です。渋沢栄一は初代会頭に就任して中心的な役割を果たし、後継団体である東京商工会、東京商業会議所の会頭も務めるなど、「商人の輿論(よろん)をつくる」べく、その代表として尽力しました。

渋沢栄一の功績

渋沢栄一は、天保11年(1840)に現在の埼玉県に生まれました。 慶応3年(1867)に渡航して西欧先進諸国を歴訪し、経済制度や近代的技術を見学。帰国後、明治新政府に出仕して、租税事務の処理、新貨条例・造幣規則、国立銀行条例の起草立案などに当たりますが、ほどなく実業界に転進しました。
 その後、第一国立銀行の設立を皮切りに、今や日本を代表する 企業約500社の設立・育成に関わりました。 また、渋沢栄一は福祉や教育などの社会事業にも熱心に取り組み、600余りの社会事業に力を注ぎました。

渋沢栄一が関わった企業の一例

渋沢栄一が関わった企業の一例東京海上日動火災保険(株)、王子製紙(株)、東日本旅客鉄道(株)、日本郵船(株)、東京ガス(株)、日本煉瓦製造(株)、清水建設(株)、(株)日本経済新聞社、(株)帝国ホテル、川崎重工(株)、太平洋セメント(株)、サッポロビール(株)、アサヒビール(株)、東宝(株)、秩父鉄道(株)、(株)埼玉りそな銀行