企業情報
(株)ユニコン
「目前の利益より、将来の利益を考える」 「 利益より信用を大事にする」 をモットーに世界レベルの高精度加工を行っています
企業理念は「目先の利益より将来の利益」、「利益より信用を優先」。この理念に基づいて取引先の信頼を勝ち得ると共に、会社を継続して発展させてきました。部品の輝きと人間の表情の輝きとは共通しすると考えています。社員が生き生きと働く環境を作ることで、製造した部品も輝きを増す。独自の手法で精密加工技術を極めることで、世界に誇れるモノづくりを行っています。
ハーモニックドライブの部品を製造
ハーモニックドライブとは楕円と真円の差動を利用した減速機。火星探査機やスペースシャトルなどにも使われています。ユニコンでは減速装置に使われる部品を製造していて、全社売上の約75%を占める。高い精度と耐久性が要求されるこれらの装置において、重要な役割を担っているのが当社の製品です。
サーキュラ・スプライン(C/S)、ウェーブ・ジェネレータ(W/G)、フレクスプライン(F/S)から構成される歯車装置であり、高減速比、軽量、コンパクト、バックラッシュが少ないなどの特徴があります。
目指すは「ユニコンでしかできない」世界最先端のモノづくり
1μm単位の高い精度にこだわり続けることが、ユニコンのモットー。アルミや鉄などの金属は温度変化に影響を受けやすいため、ユニコンでは工場内の温度を24℃から25℃に保っています。そのため工場内には窓がなく、天井に設置したファンを回すことでムラのない温度を維持しています。他社が嫌がる難しい加工も積極的に受注しており、「ユニコンにお願いするしかない」という評価を得ることで、「ナンバーワンよりオンリーワン」を目指しています。
高性能な設備が優秀な社員を育てる
ユニコンの工場には、高性能かつ最先端の設備が揃っています。創業以来かけた設備投資は35億円。高性能の設備が優秀な人材を育てるという観点から、設備投資に積極的に取り組んでいます。また高い精度を出す基本は正確な測定からという考えで、社内にある測定機器も高額な最高精度のものを揃えています。
1μm単位の正確な製品作り
冷暖房自動切換え式の空調が完備され、年間を通してほぼ一定温度に管理された工場内で、NC旋盤、
マシニングセンター、バーフィーダー・搬送ロボット付きの複合旋盤により高精度切削加工を行なっています。5000点に及ぶ製品を管理するために、専用の受注・工程管理ソフトを用いることで多品種でありながら中量の生産をコントロール可能にしています。
信州大学発「ぎんれい」プロジェクトにも参画
平成26年2月28日午前3時37分にH-ⅡAロケット23号機で種子島宇宙センターから打ち上げられた、可視光通信実験衛星ShindaiSat「ぎんれい」プロジェクトにも、当社の高い技術力が評価され参画しています。